ドンブラおわた

結局なんだったの

桃太郎がモチーフの戦隊でしたが、結局メンツのみでストーリーは関係なく
其の一(ソノイ)~其の八(ソノヤ)までの名で別の変身ヒーローまで登場して
結局なんの話だったのって内容で終わってしまいました。
言ってしまえば設定だけ寄せ集めて統一性がない。

あまり触れられなかった設定。
ドン家はイデオンの王族で脳人と人間の共存を唱えイデオンを壊滅の危機に陥らせたため滅亡。
滅亡直前にタロウとジロウを人間界に送った。
イデオンは人間には認識不可能な人間世界の裏に重なって存在する高次な世界。
脳人の住む世界は人間界から生まれた波動で維持されているが
波動を乱す過剰な欲望により不安定にさせて荒廃させてしまう。
元老院から欲望の裁定者として遣わされヒトツ鬼を討伐する任務を命じられた。
獣人はドン家が安定した人間の波動の供給を行うために造ったけど失敗して森に封印。
ストーリーでもあった獣人は不可殺なので元老院が作ったドンムラサメによる討伐。

ここらへんの設定は会話とかでさらっとやったぐらいだから殆ど忘れてるか分からなかった。

ラスボス不在。
人間の欲望で変身するから敵にボス的なのは存在せず。
三つ巴の脳人、獣人も強敵は居たけどラスボスは存在せず。
なので達成感というのも話の区切りというのも全然なかったですね。

ゼンカイザーとキビポイント。
前作の主役ゼンカイザーこと五色田介人が登場したけど前作との関連性は不明。
さらにキビポイントというドンブラ4人の徳ポイントを集計したりと世界の管理人のような存在。
特撮世界側からのメタ要素的な設定でしたねぇ。

評価点。
今作では日常パートを多く取り入れたかったということで戦闘がほぼオマケ。
また合体においてどの部位が誰かというのが分かりにくいという反省を踏まえ
合体時も会話シーンがあったりと過去作の問題を解消。
4人がわちゃわちゃしてる合体シーンで、タロウが「お前ら一度黙れ」は面白かった。

逆に巨大ロボシーンが少なくなりCG化したことで特撮の面白味が無くなったの残念。
また雉野と犬塚がCGなので特撮恒例のマスクオフもほぼ無かった。

歴代の中では結構下の方になる評価じゃないでしょうか。

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