FF13-2 クリア

意外と短かった

■ ストーリー
FF13の続き。
といっても分からないのですが、FF13やってないので詳しく書けません。
FF13でコクーンが落ちるのをクリスタルで防いでみんな戻って大団円となるはずが
ライトニングの妹、セラを中心に周りの仲間が消え、その仲間たちを知る人の
記憶も変わってしまった。
そこに未来からノエルという少年が来て変わってしまった世界を戻すために
時空を越える旅が始まる。

■ システム
FF伝統のATBですが、今作では従来のコマンドの他に「たたかう」で
適したコマンドを選んでくれるオートバトルがあります。
また、従来のジョブにあたるロールという物で自分の戦闘中の役割を変更します。
そのロールをいくつか組み合わせて集中攻撃したり全員防御したり
支援や回復で建て直しと言った感じになります。
今作ではオートバトルによる戦略や組み合わせが重要ですね。

バトルはランダムエンカウント後にシンボルエンカウントになります。
敵が発生すると一定フィールド内でモンスターのシンボルが現れ切りかかるか接触で戦闘。

バトル中では「逃げる」コマンドが無い代わりにリスタートがあり、リスタすることで
モンスターとの戦闘開始直前まで戻ることができ、逃げることが出来ます。
また、戦闘後はHPが回復し常に全快状態から始まります。そしてMPの概念が無い!
経験値はクリスタルポイントに変わり、戦闘後などで貰えるCPを消費してロールのLvを上げます。

■ グラフィック
ノムリッシュを出すために上半身は綺麗に作られています。
その反面、手などはローポリになっていて差が激しいです。
鼻の穴まで作りこまれてるのですが、穴の影のテクスチャが鼻毛に見えたり。
それとPS3とグラフィックを落とさないためのマルチ仕様になっているので
ハードごとの最適化はされておらず箱版は若干フレームレートが落ちています。

■ 実績
ネタバレ防止のため秘密の実績が多いのですが、詳細部分はあまり書いて無いので
解除してもよく分からなかったりします。
イージーでも1個以外解除出来るので最初からイージーでプレイした方がストレスもなくて良いかも。
アイテム収集系はないけど敵図鑑コンプや強敵を倒さないといけないのでやり込みの方で
時間がかかります。
ちなみにストーリークリアは稼ぎ込みでノーマルで35時間でした。

■ 総評
外伝なんだろうけど短い、70点。

FF13からライトニングリターンズまでの3作品で従来の長さなんでしょうかね。
各時代に行ってパラドクスと言う不安定要素を除去して1時代クリアを繰り返し
ストーリーだけなら18時代ほど行けば終わります。
しかも行って話して終了やカジノの時代もあるからなぁ。

シンボルエンカウントが酷い。
キャラが慣性を持っているせいか、移動速度がある状態だと小回りが悪く
自分の近くにいる敵に斬り付けがしにくい。
その操作性が相成ってバズルステージの細かい移動もかなりイライラします。
特に床が落ちるパズルでは乗らなくていい床に乗ってしまったり角で引っかかったり。

戦闘のパターン化。
ブレイクシステムによりとりあえずブレイクしとけば楽に倒せるだろ的な。
それかジャマー&エンハンで弱体&強化で叩き込むという流れ。
ロールをセットして無いと覚えた魔法も使えないので戦闘の幅は狭いです。
まぁ、その分Aボタン連打でテンポよく戦闘が終わるのでメリットもありますが。

ミニゲームのパズル。
カジノのスロットとチョコボレース以外のミニゲームとしてパズルが数種類ありますが
上記の操作性の点とパズル自体がただの謎解きと言うのもあり、イマイチやり込めないというか
ストーリー上邪魔な感じになっていました。特にフィールド→パズルフィールド→フィールドに
移動するのでたかがパズル解くのにロードを挟む鬱陶しさもあります。
8や9であったカードゲームみたいなものは無いですね。
7のスノボや潜水艦は良い出来だったなぁ。

チョコボレース
競馬と同じトラック周回なのにレーン移動もなければ外周ハンデもない謎のレーンレース。
もちろん外周不利になるのでレースクラスギリギリのステータスでは負けることもあります。
作ってる時に気づかなかったのだろうか。
そもそも柵もない所をチョコボがまっすぐ自分のレーンを走ってる方が不自然すぎる。

BGM
フィールドBGMになんか歌付いてたり、FF定番の曲が変なアレンジされてるのもあれば
チョコボのテーマ2曲のうち1つはデスメタルアレンジで面白い感じに仕上がってたりで
半々て感じです。
ただ、フィールドBGM+エンカウントBGMが混ざって不協和音になる場面がいくつがあるのが難点。

砂漠
広すぎ。

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アンロック要素。
ゲーム内で進めていくと手に入るキーアイテム。
これを一定数や特定の物を集めていくとプレイが楽になるアンロック要素があります。
これによりやり込みをしやすくなるというちょっとしたボーナス的な存在。

題材のタイムトラベル。
13-2では各時代の不安定要素を取り除くことで時代を正常化させていく流れなのですが
未来を変えて過去を変えると言うタイムパラドックスの逆を付いた発想は中々面白い物で。
1つの世界から派生する世界線の流れもあれば、その世界で迎えた結末もあったり。
まぁ、1つ腑に落ちないといえば何年も経ってるのに地形や建物が変わってない部分がありました。
風化させるとか新しい家が建つとかそんな些細な変化もあってよかったのかも。

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