バイナリードメイン クリア

セールで買ったの忘れてた。

この作品はあの龍が如くシリーズの名越稔洋が製作。
龍が如くスタジオになってから初めて出した作品かな。

ゲームシステムはTPSになっていて仲間との信頼や絆が肝となってくる連携。
ボイスコマンドにより仲間に指示が出せるという珍しいシステムになっています。
もちろん、ヘッドセットが無くてもコントローラから指示が出せます。

ストーリーはウィルスミスの映画、I ROBOTを意識したような流れになっていて
人間とロボットとの境界線みたいなものをテーマに作られています。
ネタバレになるのでこれ以上は触れられませんがI ROBOTの思想とは逆の物です。

TPS部分の造りですが、前作品に当たる龍が如くOF THE ENDに比べはるかにマシになっています。
が、海外作品に比べると及第点と言った所。
カバーアクションがあり物陰から半身で射撃できますがカバーしてるのに被弾したり
近接攻撃が上段と下段に分かれていて這っている敵にも攻撃できますが
敵に対してではなく場所に対しての近接なのでちょっと当てにくいのも難点。
敵はロボットなので部位破壊をしても襲ってきたり武器を落としても拾って攻撃してくる等の
AI部分はすばらしい出来なんですがね。
ただ、仲間がいるのに主人公しか狙ってこないのは問題ですが。
バトルフィールドバッドカンパニーもそんな感じだったなぁ。

AIといえば仲間のAIは逆にクソだろってぐらいの出来になっています。
仲間から数人選び小隊で行動するのに仲間はプレイヤーの周りに集まりがちで
指示を出そうにも突撃や下がれぐらいしか無いのでばらけて包囲攻撃してくれません。
さらに仲間から俺が援護射撃するから前に出てくれと言われて前に出る仲間や
狭い通路で平然と前に出て射線を塞ぐ仲間。射撃中に銃口の前に出る仲間。
フレンドリーファイアはもちろんあり、当てると信頼度が下がるのでホント邪魔でした。

あとこれは自分のコントローラの問題なのかもしれませんが、走ると勝手に弾撃ちます。
XボタンのTPSスタイルとL3押し込みのFPSスタイルでコントロールカスタム出来ますが
Xボタンはフラグ、L3は射撃が入ってしまいます。もちろん他のボタンは触っていません。
ただ、強く押した時のみになるのでコントローラが壊れてきている可能性があるかもですが。

主人公の武器の強化。
とりあえずマガジン数、威力、命中をメインに上げていくと良いですね。
特に終盤は敵が多くなるので1マガと威力上げないと裁き難くなります。
逆にショックバーストはイベントや狭い通路で大量に湧く所しか使いどころないので
優先順位は低めで良いかも。

評価。
国産TPSにしては上出来な方で過疎ってるけど一応マルチもあり協力プレイもできるので
気になるなら買ってもいいかもって感じです。
ただ、ストーリーは7~8時間程度でクリア出来るのでやり込みやリプレイ性はあまりありません。
一部QTEがありますが、リトライは直前なのでそこまで面倒な所はありません。
難易度は中程度、強化のためのお金を上手く稼げて仲間にFFしないエイム力がやや必要。
ダウンからの回復薬に制限がありますが購入やそこらへんに落ちてるのであまり難易度は高くはないかな。

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