GRAVITY DAZE クリア

重力的眩暈:上層への帰還において
彼女の内宇宙に生じた摂動。

今月のPS+フリープレイでTGS前に追加されたタイトルです。
このゲームは主人公キトゥンが不思議な猫と一緒にとある町の問題を解決する
重力アクションゲーム。

自分の重力方向を変えることができる能力で自由自在に飛びまくるというより落ちまくります。
カメラが向いている進行方向を「下」ということにして落下移動する形です。
なので両手を突き出して飛ぶような恰好はなく、不格好で落ちる落下モーションになっています。
しかし、普通の飛行系のアクションゲームではなく上下左右がぐるぐる回る360度なので
人によっては酔うゲームと思われます。

ストーリー展開。
落っこちて目が覚めた町で起こる問題を重力能力を使って解決していきます。
最初は1区画のみですが、ストーリーを進めると残りの区画が復活して町が広くなります。
自称神さまと出会ったり異世界に行ったり政府の陰謀に巻き込まれたり。
そして物語の結末は…!
                            つづく

って感じで色々残したまま終わります。
2016年12月に続編が出るのでそちらで完結するようです。

重力アクション。
基本は浮いてカメラが向いている方向を下として落下移動する形です。
落下の際にキックをしたり高速落下で速く落ちることも可能。
それ以外だと物や人を持ち上げて運んだり投げたり、スケートのようにスライドしたり。

注意点は重力アクションで浮いている時はコントローラーのモーションセンサーが反応します。
コントローラーの傾きで浮いている時のカメラを操作することができ、Rスティックでも可能。
ただ、これが結構操作しづらいのでオプションのモーションセンサーを
一番左にして切っておくのがいいかも。
コミックシーンやマップでのモーションセンサーは切ることができないのであしからず。

町中に落ちてたり敵を倒したりチャレンジクリアすることで貰えるジェムを使って能力強化ができます。
能力レベルは町の貢献度によって上限が決められていますが、徐々に上限が上がっていきます。
まぁ、そこらへんはストーリーによる開放といった感じですかね。
クリア後で全能力をMAXにすることができます。

ムービーシーンの音が大きい。
オープニングやボスにとどめを刺すフェイタルムーブはムービーシーンですが
なぜか音量が3段階ほど大きくなっているので注意です。

音楽。
サクラ大戦や我が心明鏡止水~されどこの掌は烈火の如くなどで有名な田中公平が担当しています。
所々、あれサクラ大戦ぽいフレーズがって感じはしますね。

難易度。
ストーリー自体は難易度はそう高くなく、スキルをパワーアップさせておけば楽にクリアできます。
逆にやりこみ部分のレアモンスター討伐やチャレンジゴールドコンプなどはLvMAXにしないと厳しいかも。

感想。
今回プレイしたのはPS4版ですが、元は2012年にVITAで発売されました。
そこから4年かけて完結させるのはちょっと時間がかかりすぎな感じがしますね。
あとモーションセンサーは要らないのでオプションで全OFFできる設定が欲しいところ。

ゲーム全体としては長く感じますが、ストーリー自体は結構短く、町3つ開放→最下層→最終ステージ。
プレイ時間のほとんどはジェム探索とチャレンジに使われている感じ。
最初の町でのストーリーミッションは結構あるけど解放した町には2個程度しかなく
クリアするとすぐ次の町解放への異世界ワープになります。
あとは時空の旅人の探索かな、マップに出ないので細かいところまで探す必要があります。

敵はストーリーとチャレンジモードでしか出ないので普段は町中を自由に飛び回れます。
ふと感じたのはジェットセットラジオな感じです。
町中の人は避けたりぶつかったりしても何の影響もないし自由に散策したり。
イベントポイントに行けばミッションが発生したりと似た部分があります。

って書いてググったらプロデューサーの菊池正義はJSRのディレクターでした。どうりで。

へ、変態だー!
0926

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