Anker SoundCore 2 を購入

ポータブルスピーカー

Anker SoundCore 2(Anker公式サイト)

ポータブルバッテリーでおなじみのAnkerから発売されている
ポータブルスピーカーのSoundCore 2を購入しました。
USB充電タイプで総出力10W以上で5000円以下を探したら有名どころはこれぐらい。
あとは最近ヘッドホン関係で名前が挙がってきてるMpowもあったかな。

まぁ正直なところ、バッテリーメインのメーカーが音響なんて
しょっぱい性能なんだろうと思ってましたが結構まともな音を出してました。
小型スピーカーなんて20年以上前に乾電池式の物が最後だったので
それのイメージがありました。

さて、ここから製品情報を交えたレビュー。
まずスペックですが取説にしか書いてない物、どこにも書いてない物もあります。
再生時間:最大24時間
充電時間:約3時間
ドライバー:1.5″ x 2
オーディオ出力:6W+6W
周波数応答:70Hz – 20KHz
電気抵抗:4Ω
BT規格:Ver 5.0
動作範囲:20m / 66ft
防水規格:IPX 7
重さ:414g
インターフェイス:micro USB、ステレオミニプラグφ3.5mm
付属品:USB – micro USB ケーブル1本

BTコーデックはどこにも掲載されていませんが遅延速度からしてApt-Xかと思われます。

外装は防水と振動対策のためか、前面以外シリコン製のカバーで覆われています。
あと一応足みたいなポッチが底面についていて側面に給電とAUXプラグインの蓋があります。
重さは414gと意外と重く、少し飲みかけのペットボトル並みにあります。

SoundCore 2を2本用意することで完全ワイヤレスステレオのペアリングモードが可能。
左右に配置してステレオスピーカーとして使うことができます。
マイクも搭載されていてハンズフリー通話機能と音声認識アプリにも対応。

音に関して。
全体的にこもっている感じがあり、中音は抜けていて低音は一定値までは出てますが
やはりポータブルなので深くは出てない感じがします。重低音が出てない。
ポータブルはやっぱ60~70Hzぐらいが限界なのかな、他製品もそのぐらいが多いです。
こもりに関しては防水のせいなのかな?

遅延に関して。
尼レビューにもありますが、なぜか有線接続の遅延がひどいです。
Switch Liteとスマホでいろいろ出力試してみました。

参考動画

結果

Switch Lite本体スピーカーでの遅延は3フレーム 50ms
Switch Lite + SC2 AUX接続での遅延は11フレーム 183ms
スマホ + BT接続での遅延は4フレーム 67ms
スマホ + SC2 AUX接続での遅延は17フレーム 283ms

うちのスマホがちょっと型落ちしてるのでスペックによる遅延もあるかもしれませんが。
音楽だけを聴くならいいけど映像と一緒は見られた物じゃないレベル。
ゲームやTVと接続するならBTトランスミッターをかまさないとダメですね。

総評。
最近のデバイス向けでスマホ+BT前提の作りになっています。
手軽にスマホに接続して音楽流しっぱなしにするにはベストかな。バッテリーも持つし。
AUX接続はBT接続できないデバイス向けとしてオマケみたいな物。
TVやゲームなど映像付き有線スピーカーとしては使い物にならない。というかゴミ。
形状から音の指向性が狭く、前面が頭に向くようにしないとちょっと聞きづらいかも。
それこそ2本購入して完全ワイヤレスステレオにしたらかなり良くなるかと思われます。

ちなみにAUX接続だと音量は若干下がるのでBTと交互に使う時は注意が必要です。
またスピーカーの電源が入った状態でのAUXケーブルの抜き差しは故障の原因になるので切ってから。

価格は黒が4999円、他2色青と赤は5199円と200円高くなっています。着色料の問題かな?
せっかくのカラバリなのに1色しか売れてないので商戦はイマイチ。

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