Back 4 Blood をプレイ

Left 4 Deadの製作陣のゲーム。

あの伝説的協力型FPS、Left 4 Deadの製作陣が送る
新たなCOOPFPS、というキャッチフレーズで登場して1年と4ヶ月。
当初からバグやバランスが悪いと言われ続けようやく遊べるレベルまで
修正が行われてセールだったので購入してみました。

L4Dシリーズではゾンビ映画の撮影という設定でゲームが進んでいき
クリア後にはプレイ評価のエンドロールとかが出るという面白い仕組みでした。
今作ではそれが一切なく、リドゥンと呼ばれるゾンビが大量に溢れ
それを掃除するプレイヤーたち「クリーナー」のストーリー。

ただのCOOPではなく、カードデッキシステムにより強化アイテムが
色んな所に出現してプレイヤーを強化や手助けしてくれます。
ランダム性だけだったFPSにローグライク風になった感じですかね。

クリーナーはDLCを含めると11人まで選択可能。
それぞれに初期武器やチーム強化、スキン変更など
過去作には無かったバリエーションが増えました。

カードのアンロック。
一通りプレイした後のリザルトで物資ポイントを入手でき
ポイントを支払うことでカードをアンロックできます。

ただ、ショップに並んでいるは〇〇シリーズとか決められたセットで
好きなカード、欲しいカード選んで購入することはできません。
またセットも順に購入して行かないと途中や終盤のカードは購入不可。
見た目変更等は大体最後の方に入っているという。

敵とか。
ACT1をクリアした感じだとL4Dよりかはぬるい感じがします。
普通に湧く雑魚ゾンビ、登場頻度が高いエリートっぽいゾンビ。
HPゲージがありステージミッションにも組み込まれているボスゾンビ。
このエリートぽいのがL4Dシリーズの特殊感染にあたる物だと思いますが
かなり頻度が高く、1~2分ごとに複数登場してくるのでテンポは悪いですね。
逆に拘束してくる特殊が少ないのでL4Dのような緊張感や危機感のような物は
あまり感じられませんでした。
イージーACT1だと後半ぐらいにならないと出てこなかったかな。

ラッシュ、スウォーム(大群)。
特殊の体液関連、車やドアのアラートはそのまま継続して
カラスの巣に近づく、攻撃することで発生するようにもなりました。
面倒なのはステージミッションでアラートを起動せずにクリアするとボーナス。
これがあると大体そこら中にアラートギミックが存在し
うっかりドアを開けてミッション失敗になりがち。
というか強制アラートギミックがあるのにこのミッション出るのバグだろ。

カード制のデメリット。
カード強化によってガンガン強くなれるのはいいんですが、セットした順で
マップ内のどこかしらの箱から出るのでそれを見つける手間が増えました。
またお金の概念が出てきたのでお金を集めてセーフルームで装備を整えたりと
物探しに集中してFPSをやってる感が薄れてしまってます。

音関連。
やっぱ音は大事だなと思いました。
L4Dだとラッシュ等が発生するとお決まりの慌ただしいBGMが流れますが
こちらはそんなに騒がしいってほどの物でもないんですよねぇ。
あと何か見つけた時の音や回復完了もちょっと分かりづらいSEになっています。
L4Dのタンク登場の処刑用BGM感の演出は神がかってるよなぁ。

不満点。
懐中電灯が自動点灯になり操作から外されました。
ゲーム内で設定された暗い場所でしか点かないので明るさ上げ必須です。
スポッターが導入されエリートやボスをスポットするとシルエットが表示。
これはいいんですが、キャラ特性でスポットでダメUPがあったり
ちょっとスポットしにくく地面ばっかり指してしまうことも多々。
あとコントローラだとLBがスポットボタンなのでLS押し込みとかに変えたがいいかも。
ACTが長い。ACT1もチャプターが13個ぐらいに分かれて色々操作してたのもあるけど
7時間弱かかりました。
謎のコンテニュー制とセーブスロット制。
ステージ開始時にカードデッキを選ぶのでそのせいで1プレイ1セーブスロット方式なのかな。
そしてコンテニュー制限もありますが、これは本当意味が分かりません。
ゲームはセーフルームごとに保存されるのでどういう意図かが…。

マルチプレイ。
通常のCOOPゲームの他に非対称対戦COOPも用意されています。
L4Dと同じですね。ただ非対称対戦の方は人はあまりいないようです。

ACT2は10チャプター。
ACTは進むごとにチャプター数は減って行ってるようです。

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