この嵐を乗り越えて
プレイヤーは灯台守のセイウチ。
その灯台では旅人たちが訪れ、宿を借りる代わりに
仕事をして助け合って嵐を過ごしていくというお話。
旅人はウサギやクマのような陸に住むのも居れば
カラスやツバメのように空を飛ぶ種族。
水辺に生息するカメやアヒルも出てきます。
旅人によって得意不得意な生産物があったり
建築物も色々あるので来る旅人によって難易度が上がったりも。
ゲームモード。
ストーリーモードだとチュートリアルを兼ねた内容になり
ミッションが進むにつれ機能が徐々にアンロックされます。
サンドボックスモードは普通のフリーモードになり
設計図のアンロック以外は初めからすべて使える状態。
スコアモードはサンドボックスとほぼ同じで各行動に対して
スコアが加算され50日生存してクリアとなるモード。
ゲームの流れ。
1日は4つの時間帯に分かれたターン制サバイバルシム。
夜明けは定期的にキャラバンが来て旅人の入れ替わり時間。
朝は仕事の割り振り時間、飛空艇探索もこの時。
昼は仕事で経過するので何もなし。
夕方は食事の時間で組み合わせや量でやる気や翌日の採取量が変化。
夜は灯台のかがり火に燃料を足しますが、天候によって火が消える
勢いが変わるので手持ちの素材と相談で投入量を決めます。
旅人。
キャラバンが連れてくる旅人は運次第なので欲しい種族が来なければ
同じのが何人も来たりという運営シムには厳しい状況もあります。
食事の組み合わせ的に食材得意が2種族は欲しいですね。
あとは海中建設やLv3建築ができる種族もなるべく早めに迎えて
便利な施設を建ててもらう必要もあります。
災害。
定期的に津波や噴火により建築物がダメージを受けます。
ダメージ回避のために木や鉄を使って建築物を強化する必要があります。
なのでとにかく木と鉄を多く確保、かつ倉庫の拡張が序盤から必須。
襲撃は天気予報でもわかりますが、当日は破壊ラインも出るので
このラインは最低でも強化2にしておく必要があります。
全体的な評価。
運営サバイバルシムとしては面白いけど、建設範囲が狭いのが問題。
建設範囲拡張が陸と海中それぞれ1回ずつしかできないので
大人数で大施設を回すより中人数でやり繰りするといった感じ。
何より施設が通常生産と消耗生産の2種あるため通常生産を
完全に消してしまうと自転車操業になりうるのがリスキー。
それに加えて海中のオーバーヒート。
ゲージの最大を伸ばす方法が不明なので海中事業が半分しか進まない。
一部種族のアイコンが分かりにくい。
クマとビーバーとカワウソ、カメとサラマンダーあたりが
フォルムが似てるのでアイコンだけだと分かりにくい。
一応名前の頭文字が種族固有ぽいのでそこで判断はできますが
逆に似た名前なので探索の時に探索リクエストどっちだっけ
ってなることがありますね。
今年の春にEAから製品版になったようですが、まだ開発は続いてて
フィードバックから難易度・バランス調整やクオリティアップを
目指しているとのことです。
施設の内装とか結構好きなデザインで作られてるので
まだまだ頑張って欲しい所です。