キャッスルヴァニアこうた

ドラキュラセールの奴です。

このゲームは2003年にPS2で発売された物で、従来の横スクロールとは違い
フル3Dアクションになっています。
システムはステージクリア型と探索型をあわせたような物になっていて
それぞれのエリアに移動してボスを倒して鍵となるアイテムを手に入れての繰り返し。
一応マップ埋めで探索要素もありますが、特にステージクリアに必要なアイテムが
あるわけではないのでそんなに探索の重要度は高くはないですね。
ただ、ボス部屋の鍵の解除があるので端っこまでは行かないといけませんが。

さて、気になる3Dの部分なのですが、武器のヒット範囲やリーチ、アクションに関しては
普通の3Dゲームという感じなのですがカメラがね。
基本部屋移動なのですが、部屋の一点にカメラが固定されてプレイヤーの方に向いてるだけ。
なので部屋に入ってくる方向によっては部屋全体が見えず敵がすぐ横に着ていたりも。
2Dの作品と違って敵とぶつかってもダメージは受けないのでさっさと部屋の中央に移動して
倒すのがいいですね。

アクションでちょっと問題があるのが2段ジャンプの2段目でキャラの向きが変えられない点。
ジャンプ後にムチアクションで高台に上がることが出来ますが、ジャンプ前に向きを修正してないと
全く違う方向にムチ振りまくりなってしまいます。
また、ジャンプに関してだと大きなボタンを踏む仕掛けで四角形の台座の平面からジャンプして乗ると
勢いありすぎて飛び越えてしまい、微調整が結構面倒だったりします。
角側からジャンプすると距離的に丁度乗れるのでそこは注意かな。

あと何でこのシステムにしたのか分からないのがリアルタイムウィンドウ。
アイテムの使用や装備の変更はアクションシーンで小ウィンドウを開いて使用・変更を
しないといけないのですが、リアルタイムなのでポーズ状態にならず移動のみ可能。
アイテム使用だけなら分かるけどなぜに装備の変更までリアルタイムにしたのか。
しかもアイテムウィンドウと装備ウィンドウは共有されてるので装備を変更した後は
ちゃんとアイテムに戻さないとピンチの時に間に合わなくなってしまいます。
オーブやレリックの付け替えショートカットはあるのにアイテムウィンドウだけの
ショートカットは無いのでおそらくアイテムウィンドウ死因がトップになりそうな予感。

感じとしてはロードオブシャドウの原型となった感じかな。
カメラとリアルタイムウィンドウさえどうにかなればそこそこいい作品だったかも。
少なくとも魔鏡より全然いいですね、魔鏡買うぐらいならこっちの方がマシ。
しかしこれ買うぐらいなら他の2D作品の方がマシと言う。

来週はXクロニクル、さらにその翌週はHDと買いの作品が続きますよ。

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