TOMB RAIDER クリア

ついでにオフ実績コンプ。

■ ストーリー
若き日のララは日本近海にあるという邪馬台国の謎を探るために仲間と共に航海に出る。
しかし、魔の海域といわれる場所に島があると推測し近づくも嵐により遭難する。
そして漂着した島こそがかつて邪馬台国があったと思われる場所だった。

■ システム
従来のTPSとアクションアドベンチャーになっています。
今作はオープンワールド風に作られていてマップを探索しつつ物語を進めることが出来ます。
ただ単に一本道のアドベンチャーではなくなっていました。

敵を倒したり、動物を剥ぎ取ることにより経験値を得てスキル修得したり
サルベージと言うくず鉄のような物で武器をグレードアップさせることも出来ます。

■ グラフィック
360/PS3ではかなりクオリティは高い方で汗や汚れなども表現されています。
またオープンワールドですが通常移動ではロード画面が発生しません。
カットシーンや細い通路の移動による演出中にロードをしているようです。

■ 実績
オフ実績は殆ど回収とキル関連。回収はクリア後も可能。
キル実績や強化実績は結構あまり余裕が無いのできっちり狙って行った方がよさげ。
オン実績はプライベートマッチでも解除可能があるけどそれ以外は厳しいようで。
元々オン向けのゲームじゃないからなぁ。

■ 総評
映画のようで面白かった85点。

とりあえず、プレイする前の注意点としてはCERO:Zで若干グロい点。
特にQTE失敗で出るララの惨死シーンが結構あります。頭に矢や槍が刺さったり。
QTEに関しては押すボタンが決まってるし、失敗してもQTE開始直前なので
あまりストレスはありませんでした。

残念な点。
・誰得マルチ。
TPSのマルチ対戦がありますが、この手のゲームはあまり盛り上がらないんですよね。
ゲーム自体がオフ用の物なのに無理につけた感じが否めない。

・インスティンクトが若干見づらい
プレイ中、インスティンクトと言う反応があるオブジェクトを探すヒント画面にすることが出来ます。
が、その画面はモノクロ状態でオブジェクトはライトのように光るので白く飛んで見づらい物もあります。
マップごとに設定されているチャレンジを探す時が結構大変。特にキノコ。

・TPS
LS押し込みで銃を構える向きを変えられるんですが、一度変えても記憶せず
毎回構えるたびに右構えになります。
カバーアクションも敵がいる方向に反応しないためあまり役に立たない場面も。

・バグ
私は遭遇しませんでしたが、稀にマルチのレベルやオフの累積系がリセットされるとか。
遭遇したバグは1回フリーズ、マーカーが消えない、宙に浮く懐中電灯でした。
0322
消えないマーカーはキャンペーン最後で目的地とレリックが同じ場所。
レリックにマーカーをつけたまま目的地に着くと、ストーリー上自動入手して消せなくなります。
その後フリーズしたのでFTで消えたかは分かりませんが、多分タイトルに戻れば大丈夫かな。
後はエンディングで1個。サムを助けたのにずっと悲鳴が鳴り止まず。

ゲーム自体は中々出来がよく、そこまで難しくない謎解きなので詰まることなく遊べました。

海外の作品で日本が出てくると、大抵変な解釈されて出てくる日本ですが
今作は色々調べて作っているようで大体あってるレベルでした。
ただ、日本近海の島に狼がいると言う設定はもしかしてニホンオオカミ的な物があり
それを狩りまくったララさんや手懐けたソマリ兵はツッコミ所ですかね。

邪馬台国と卑弥呼
邪馬台国は九州や近畿といわれてますが、作中では日本南海域あたりの島になっています。
まぁ、ここは流れ着いたとか逃げたと言えば設定上は問題ないんですが。
ただ、初代卑弥呼の像が釈迦像のようになっていたのですでに仏教が伝わってる感じに。
そして別に描かれている肖像画は浮世絵の女性がモデルになっています。
現に一番新しい卑弥呼の像?らしき物は芸者のような格好でした。
これも島が魔の海域になる前に文化が入って来たと言えば問題はないのですが。
しかし城まで建築されてるし文化流入がすごいなぁ。

トゥームレイダーといえばお宝
今作では結構日本のお宝が発掘されます。
扇子や印籠、古銭をはじめ海外のツボや置物まで。
交易があったのか漂流物かは分かりませんが、海外の人にとって珍しい資料になったのかも。
特に印籠をシガレットケースとして利用について書いてた点は興味あるんじゃないかな。

マルチプレイ
オフクリアしたので行ってみました。
基本はTPSでのバトルでマップに配置された罠や仕掛けを使いつつ敵を殲滅したり
レスキューと言う医療品を回収したり普通のTPS戦に色々付いた感じです。
ただ、キャラの挙動は本編と同じようにアクション要素がありジャンプも出来るため
ジャンプしまくると狙いにくいしそのまま背後を取ると近接キルなんかもしたりと
純粋な銃撃戦はあまり期待できない物になっています。
武器種は銃の他に弓が使え、音はしないし威力は高いけど連射は出来ないのでバランスはよさげ。

マップビューはないし敵の位置は視野範囲内でないとネームタグが出ないのでお互いに篭城して
遠距離するチキンゲーになりがち。
特にこのゲームはリスポン地点がそれぞれのチームの拠点になっていて、そこから登ることのできない地点に
降りて前線に行く構造になっています。
なので片方が開幕にリスポン着地地点まで攻め上がるとほぼレイプ戦になりがち。

マルチでの戦闘で経験値を得てレベルアップ、マップに落ちてるサルベージで武器強化が可能。
アンロック要素はキャラ、武器、武器オプション、スキルが解放。
サルベージを使っての購入はキャラと武器オプションだけ。
正直戦闘に忙しくてサルベージ拾ってる暇はないし、キル以外の特定行動しないと経験値入らないし
入っても少量なのでプライベートマッチのレスキューでサバイバー側1プレイで稼いだ方がいいですね。
嵐の海岸マップが医療品が近いところに出やすいけどマップは高低差があるので
サルベージ回収も兼ねて入り江ドックの方がいいかも。マップは平坦で通り道にサルベージ落ちてるし。
ついでに爆破から生き延びる実績、エクストリームが取れる爆発が起こる仕掛けがあるので
医療品回収1個残してスイッチ入れてギリギリクリアするのがいいかも。

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