本編とナイトメアほぼ同時進行でクリア。
やっぱ本編やっておかないとナイトメアは楽しめないですね。

■　ストーリー
時は1911年、場所はアメリカとメキシコが隣り合う地域が舞台。
ギャングから足を洗ったジョン・マーストンは連邦捜査局に家族を人質に取られ
かつての仲間であったギャング2人を捕まえることに。

■　システム
オープンワールドのアクション。銃撃戦が多いからTPSに近いかも。
育成要素は殆どなく特定のチャレンジやミッションをこなしてスキルアップや
武器が増える程度。
オープンワールドで比較されるオブリ系ですが、街中に拾える物は殆ど無く
敵や動物を倒して剥ぎ取り、草からの採取、家の中やキャンプにある箱など。
マルチストーリーは無く1本道で主人公の行動により善悪が変わる程度。
その善悪でNPCの反応が変わるぐらいかな。善だと警官、悪だとギャングが友好的みたいな。
銃撃戦は注視して狙うのとデッドアイと言う特殊なAIMがあります。
デッドアイは時間の流れが遅くなり、その間にターゲットを決めて狙う方法があります。
このデッドアイを利用して拳銃のみ狙って武装解除や一瞬で10人以上の敵を倒したりと色々。

■　グラフィック
結構リアルに作られてて馬の筋肉とか、あと景色もかなり綺麗です。
グロ表現は四肢分断は無いけど流血はあり、動物は剥ぎ取ると筋肉が見える状態に。
それと列車に轢かれると破裂して血の霧になります。威力がある銃で小動物狩る時みたいな。
西部劇でよく見る枯草がコロコロ転がるのもちゃんとあります。
ちなみに名前はタンブル・ウィードで回転草という意味。

■　サウンド
さすが雰囲気重視なだけあって西部やメキシコでのBGMはあってます。
終盤は特定ミッションクリア時に歌付きBGMが流れます、これは中々いい曲で。

■　実績
ナイトメアの他にDLCで結構数が増えています。1500の95個。
ストーリー系は少なく達成、特定条件などでやり込み要素向けが多いですね。
協力ミッションなどマルチ実績もあるので過疎ると獲得が難しくなるかも。

■　総評
西部ゲー95点。
話的にもやり込み的にも雰囲気的にも楽しめるゲームです。さすがGTA作った所。
戦闘はガンシューティングがメインですが設定で照準をカジュアルに変えるとAIMしたら
自動で頭を狙えるので苦手な人も楽しめます。ちなみに普通は体でエキスパートはフリーAIM。
やれることはホント西部劇でよくあるもので銃撃の他に野生動物の狩猟、賞金首狩り、市中引き回しなど。
悪いことすれば保安官に追っかけられるし自分が賞金首になりNPCのバウンティハンターに攻撃されたり。

残念な点
・演出カットがない
採取、剥ぎ取り、地図を見る等のモーション演出が入るのでちょっと時間を取られます。
またギャンブルでスキップがあるけどスキップエフェクトが長いのであんまり意味はありません。
暗くなって明るくなるのにフェードが入っているで3秒ほどかかります。
カード配るだけだからカットしなくても大して時間はかかりませんでした。

・ミニマップにイベント時の殲滅するまでの敵情報しか出ない。
通常の敵やアクティブな動物などのマークは一切でないので周囲の警戒が必要。
せめて動物マークは欲しかった。

・運やランダム要素が多い
動物やワールドイベントはエリアごとのランダムで発生するので
希望の動物やイベントが起こることは殆どありません。
特に動物はチャレンジやミッションにも関わるので出ない場合はセーブロードで
パターンを変えないとダメな感じ。

・ポーカーがテキサスルール
日本人が良く聞くポーカーといえば5枚配って数枚交換というルールですが
テキサスホールデムは手札2枚、場に全員共通の5枚のうち3枚で役を作ります。
が、交換は無く最初の手札と徐々に増えていく場のカードと掛け金で駆け引きをするので
ゲーム中にそういう読みを強いられるのはイマイチ面白くなんですよね。
しかもゲーム中の条件でポーカーで勝利があり対戦相手全員の所持チップ1000を
0にしないといけないので最大5人参加だと軽く2時間はかかります。
参加者が少ない時にイカサマをすれば結構早く勝てるようですが、イカサマはばれると
すぐに決闘を申し込まれゲーム中断されるのでちょとリスキーだったり。
一番イラっとくるのがその勝利条件の台に中国移民が居座ってる状態。
イカサマばれて決闘で殺したのにまたすぐ座ってるしなんなの。
追記：
深夜～明け方に1人の時があるのでシルクハットのカートなんちゃらって男と勝負してようやく勝ちました。
こっちが途中で釣上げるとすぐ降りるので最初のベットで多額をかけるとじわじわ取れます。
ただ、相手残金が減りだして急に全額かける時があるのでその時は大抵ストレートやフラッシュで
勝負してくるので気をつけた方がいいようです。

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ここからはちょっとネタバレ要素が入っています。
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■　ナイトメア
本編終盤で家族を無事取り戻した期間に起こる内容です。
本編クリア後でなく終盤なのは本編もナイトメアもクリアしたらわかります。
基本的に本編と同じシステムだけど町がゾンビに襲われていて物が売ってない状況。
一掃して町を開放すると報酬で武器や弾が貰え、部屋も利用可能になります。
部屋はセーブ、着替えの他に本編のキャンプ機能であったファストトラベルが可能。
ただナイトメアではキャンプは行うことが出来ず、マーカーへ移動も出来ません。
この事態の原因を突き止めるべく本編と同じ舞台をまた走り回ることに。

ナイトメアではお店が無いので弾の補給は町の開放、お墓の浄化、旅人の救済がメイン。
ガンベルトをしているゾンビから剥ぎ取ると数発の弾が拾えるけど効率は悪い。
なのでオプションで照準をカジュアルにしてヘッドショットのみで倒して弾の節約オススメ。
というのもゾンビはHS以外は結構当てないと死なないのでまさに弾の無駄撃ち。

バグ
町中で馬を呼んだら伝説の馬が2頭現れ片方がフリー状態に。
これはおそらく町中に繋いでいる馬の反応が遅れ遠方から現れる処理が行われたせいで
繋いでいた馬がフリーになり、同じ馬が2頭になったかと思われます。
馬を馴らしたけど繋がないで愛馬にしない状態に似てるのかな。

文字化け
喰、浄、など一部の漢字が□で表示されます。
字幕を読むと穴埋めクイズみたいな感じ。

■　ストーリーネタバレ
本編だと終盤、家族が戻ってきてその後ミッションを進めると
連邦捜査官が大量に押し寄せてジョンは殺され家族は逃げますが
その出来事の前にナイトメアの期間が入っています。
そしてナイトメアクリア後に本編の出来事でジョンが死に
セスのせいでまたゾンビが流行ってしまいジョンがゾンビで復活という流れ。
ただ、ナイトメア冒頭でおじさんがゾンビになって撃たれたはずなのに
本編ではその後に起こった銃撃戦でまだ生きているので
ナイトメア自体パラレルというかちょっとずれた世界線と言った感じかな。
本編クリア後は息子のジャックが成長して引継ぎクリア後プレイ。
ナイトメアクリア後はジョンがゾンビで復活してクリア後プレイという形。
両方ともクリア後プレイで達成度100％にすることが可能なようです。