ちょっと前にゲームオンデマンドで無料配信されてたので
祭りに便乗していただきました。
ちなみに日本版とアジア版パケイラストはモンキーパンチがデザイン。
日本語ナレーションは次元役の小林清志が担当。
■ ストーリー
凶悪犯罪に立ち向かう国際警察機構エージェンシーの一員となり
悪人たちをちぎってはなげちぎってはなげするゲーム。
■ システム
オープンワールドのクライムアクション。
GTAの生みの親が製作に関わっているので似てる感じがあります。
分かりやすく言うとGTAの超人警察みたいな感じかな。
プレイヤーは射撃や格闘、運転スキル等を上げ強くなっていきます。
それによりビル間を飛び回ったり車を持ち上げてぶん投げたりと
アクション性に富んだゲームになっています。
また、一応市民を守る警官なので同僚や市民に危害を加えると一定時間指名手配になり
獲得したスキル経験値が減ったりします。
■ グラフィック
近未来都市なので現代より少し進んだ感じの建造物や車のデザイン。
2007年製にしては結構頑張っている方で物理演算処理が起こらない限りコマ落ちは殆ど無いレベル。
人物はまぁ、デザイナーのセンスなので微妙ですね。
というかプレーヤーとして選べるエージェントの顔が犯罪者ばっかりなのが…。
■ サウンド
基本BGMはありませんが車に乗るとジュークボックスがかかり音楽が聴けます。
曲名やアーティスト、アルバムが出るので提供とかかと思われます。
■ 実績
クリア系実績の他にアクションやスタントプレイが結構多いです。
なので獲得難易度は高めかと。
あと街中にオーブが300個と500個あり、それの収集実績がしんどい。
■ 総評
ちょっと残念なゲーム70点。
オープンワールドなので遊び方は自由なんですが、ストーリーは三大犯罪組織を壊滅させると
一旦ゲームが終わり、後はフリーモードで街中を探索するだけになります。
他のオープンワールドであるようなサブミッション、クエスト等は一切ありません。
あるとしたら特定ポイントを徒歩か車で移動するレース2種ぐらい。
なのでさっさとメインストーリーをクリアしてしまうとやることがなくなってしまいます。
一応アップデート(無料DLC)のフリーフォーオールモードで敵の復活というか
リセットがあるのでスキル等状況を維持したままもう一度プレイが出来ます。
ただ、ネットワークに繋いでないとアップデートや敵復活も無いので
修正も含めた分、ネットなしだと実績獲得難易度が上がります。
・高所恐怖症はプレイするな!
基本的にビルを飛んだり登ったりで移動するので金玉キュンになります。
特に高い所にオーブが設置されてることが多いのでそれを取りに行くのに
狭い足場をジャンプしながら登っていって最後の最後で操作ミスで落下した時の
憤りと金玉キュンといったらもう…。
この高い所に登って行く感覚、最近あったなぁと思ったらインファマスでした。
アレも基本ビル間移動で高所でアイテムゲットがあります。
ただ、あっちは壁にしがみ付くクライミングが結構出来てるので
ストレスは感じませんでしたが、ライオットアクトは少しでも出っ張りがあると
登れなかったり、ぶつかって押し出されて壁を掴めずそのまま落下なんてざらでした。
あんまり関係ないけど窓やベランダをジャンプだけで登って行く時に
脳内BGMで影の伝説がかかってしまう。
もちろん、ゆっくり降りる時は救出BGM。
・敵の感知能力が高い
視界内に入れば表示ぎりぎりの位置からでも攻撃してきます。
なので建物内の手すり付き上層階から撃ちまくり、こっちは当たらずなんてことが多々。
体力はシールド+格闘レベルでHPアップ+オートリカバリーなのでいくら受けても問題はないのですが
後半はバズーカやグレネード使ってきて強制ダウン取られるのでかなり厄介です。
・車の運転が微妙
移動手段の1つで車がありますが、ビルの上にオーブがあったり、サプライポイントという
補給や拠点移動できるポイントがあったり、幹部やボスが居る建物に入るので
道の移動は少ないです。
それに加え交通量、通行人も多いので事故が起こりやすく逆に車移動が面倒になってしまいます。
おそらく普通にプレイしたら運転レベルだけ一番上がってない状態でしょうね。
運転レベルは運転アクション、敵を轢く、レースを時間内にクリアなので
ストーリーだけだと上がる要素は殆どありません。
・武器が弱い
アサルトライフル1つ、スナイパーライフル2つぐらいしか使えるものがなく
他は威力が弱い、命中低い等で殆どバズーカやグレになってしまいます。
砂は威力高いけど弾が少なく、敵があまり使わないので現地補給は厳しく
ARも幹部かその護衛しか使わないちょっとレアな物なので
弾切れすると雑魚のSMGやハンドガンを拾ってボスは爆発物で倒すパターン。
ハンドガンは連射が出来ない全く意味の無い武器になっていました。