デッキ構築型ローグライト
漫画「フェアリーテイル」原作のカードによるデッキ構築型ローグライト。
ある日、ギルドの地下に謎の扉が出現して中でラビと出会う。
そのラビの友人が扉の奥のダンジョンに潜って行ったということで
友人を探す冒険が始まった。
物語は作中のいつ頃かは明記されてないけどエドラスの単語が出たり
セイバートゥースも出てくるようなので作中の中盤ぐらいの時期なのかな。
まぁ、別空間の様な設定なのでメンバーが揃ってるタイミングがあれば
いつでもいいんだろうけど。
ゲームルール。
ダンジョン内はランタンの光が移動回数になっていて
マス目を移動して戦闘や宝箱を拾っていくすごろく形式。
プレイヤーは最初はナツだけですが、後にルーシィ、グレイが加わり
ストーリー進行するとエルザとウェンディもプレイ可能になります。
ダンジョンの進行度でソロから2人、3人PTと増えて行きます。
戦闘はターン制でプレイヤー全員の行動後に敵ターンに回ります。
行動数は毎ターン回復する魔力とカードにある消費魔力で決まります。
基本的に3しかないけどスキルや条件なので一時的に増やすことも可能。
戦闘の決め手はマジックチェインというコンボ。
特定のカードを順番に使うと威力が上がったり敵の特定行動を
打ち消したりとかなり万能というかこれを決めないとクリアが難しかったり。
難点はチェイン自体は複数あるけどスキルで解放しないと使えない点。
スキル開放はプレイするごとにランダムなので運が悪いと
初期チェインしかないままボス戦とかにも。
探索でボス撃破か全滅でリザルトになり、ランクアップがあります。
複数PTの仕組み。
第1層はソロで挑んで3Fのボスを倒すと終了。
この時に記憶の魔導書にステータスを保存することで第2層以降の
複数PTの時の編成で組むことができます。
第2層はボス戦のみで2人PT、第3層は3人PTという感じで増えるので
編成のためにメンバーをソロで攻略して魔導書を保存する必要があります。
この安さでこのクオリティ。
講談社のゲームクリエイターズラボというクリエイターサポートのプログラムがあり
その中のフェアリーテイルをテーマにしたインディーゲーム制作プロジェクトで
制作された作品です。
きっかけは原作者の真島ヒロ氏の「FTのオリジナルゲームを作って欲しい」とか。
今作品は漫画ベースでアニメ版は一切かかわってないのでボイスは無いようです。
攻略としてはローグライトあるあるでリプレイによる自己強化。
プレイ後にポイントでランクアップした時に解放されるアミュレットやスキルの他に
ボーナスで強く探索が便利になるので、ランク上げれば攻略しやすくなります。
ただ、このランクアップがかなりあるので全体的な長さとランクアップとは
釣り合ってない感じがします。もうちょっと探索の幅が無いと飽きやすい。