神(々が出る)ゲー(ム)
マイクソロフトのRTSゲーム、Age of シリーズの神話版となる
Age of Mythologyがリメイクされて24年9月にリリースされた今作品。
AoMは初代はディスク版でリリースされたけど、結構前だったため
解像度は1024ぐらいだったかな。
その後SteamでAge of Mythology: Extended EditionがフルHD対応の
リマスター版が2014年にリリースされました。
SkyBox Labsが開発したけどRetold発売を受けモノクロに。
そら本家が別開発にリメイク発注したらこうなるわなぁ。
ちなみにAoEリマスターの方もこうなっています。
で、今作のリメイク版なんですが…うーんリメイクというより
リメイク+リマスターのリメスターって感じといった方がいいかな。
グラフィックは過去作に比べて変わっているもののストーリーやシーンなど
基本的な部分はほぼ変わっていません。
シーンの追加やシステムの強化などは若干ありました。

プレイスタイルの制限など。
キャンペーンモードではミッションが表示されその通りにプレイする流れ。
ですが、最終目標だけでもクリアできたのが過去作なのですが
今作ではミッションをこなさないとクリアできない制限がついているようです。
レビューに書いてある所まではプレイしていませんが、キャンペーン2の「結果」で
最後に町の中心を破壊後にケイモスが高台に逃げてそこで最後の戦闘があり
一定値まで与えるとクリアになるのが旧作の流れでしたけど
今作では町から逃げ出して終了というものになっていました。
黄泉のトンネル掘るキャンペーンで何もしない敵NPCガルガレンシスですが
旧作ではGPを当てると倒すことが出来きたけど今作はGP自体使用不可。

プレイヤーが有利になったりストーリーと関係ない仕様は全部チェックされて
封じられている感じですね。
UIUXがクソ。
新しいUIでは資源や村人カウンターが画面上部に横1本バーで表示。
かなり見づらい仕様ですがオプションで旧作のミニマップ横に変更可能。
それ以外にもポップアップにフェードがついてマウスオーバーしても
すぐに表示されないなどRTSのリアルタイムが何なのか分ってないレベル。
旧作で出来たことは仕様変更されてることが多いため、自分でカスタマイズ必須。
同施設を複数選択してユニット生産する時は1クリ1ユニットずつしかできない。
旧作は各施設分同時生産が出来たからラッシュ時は楽だったのに。
それと複数ユニット選択時に1グループだけ選択はShift押しながらに変更。
英雄だけ選びたいから1クリがしにくい。
便利なのか不便なのか、村人オート。
村人の資源採取を設定した割合で自動採取してくれる機能が付きました。
これにより採取が終わって暇してる村人が自動で割合に応じた資源を採取。
ただ、デメリットの方が結構多く割合を勝手に変えるので集めたい資源を
欲しい分取れなかったり、そのために毎回オートを変更する手間。
さらに効率が悪いから伐採しない森も仕事変更して伐採したりと
自分が把握できない場所で行動をするので手の付けようがないです。
資源所持中に仕事変更すると手持ちの資源ロストするのでコレが痛い。
高フレームレートが出てるけどもっさり。
FPS表示させてプレイしてますが、フレームレートは落ちてないけど
ゲーム内のフレーム描画が足りない感じがして気になります。
使われている描画システムでカメラを引きになると描画フレームを落として
処理落ちさせないってのがありますが、そんな感じですね。
サウンドに関しては旧作再利用。
アレンジもリテイクもリマスタリングもされてないっぽいと思われ。
AoMEEの方で追加アレンジがあった曲も追加されています。
ローカライズ。
ゲームシステムのナレーションはAIボイスになっています。こちらはオフ可。
ゲーム中のボイスと字幕は日本語なのですが、字幕が再翻訳されてるせいか
ボイスと内容がちょっと違う場面があります。
余談。
リリース後に4Gamerの方でこの作品のAIレビューが掲載されました。
編集者のゲーム体験メモをベースにAIが執筆し、編集も最低限とのこと。
ただ、この記事に書かれている主人公アーカントスの名前がアルカントスという
英語名Arkantosの翻訳読みで記述されているんでよね。
作中表記は新旧全作品アーカントスで統一されているし、スクショも日本語版。
となるとレビューは拾ってこさせて生成した可能性があり
レビュー作成後もちゃんとチェックしてないということにもなりますね。
読み間違え聞き間違えはありえない「アー」と「アル」。
これを最低限の編集に入らないと捉えるかというと…うーん、ヤッってんな。

まるで竜のようなヘアリーブッシュバイパーさんの
「Age of Mythology: Retold」レビュー。えーあい!Steam広場(4Gamer)
